直径公差: +0/-0.1 mm
厚さ公差 : ±0.1 mm
有効径 : >90%
表面品質 : 20-10 S-D
面精度 : <λ/8 @ 632.8 nm
偏光分離比Rs-Rp: <5 %
S2のコーティング: ARsp<0.75 %
面取り : <0.25 mm x 45°
コーティング密着性及び耐久性 :Per MIL-C-675A
キューブ型無偏光ビームスプリッタと比べて、プレート型の方がパフォーマンスに優れています。キューブ型は、ハイブリッド金属/誘電体コーティングにおける吸収があるため、約10 %のエネルギー損失があります(一般的にレーザ誘起損傷閾値は、約0.3 J/cm2変わります)。プレート型無偏光ビームスプリッタは、誘電体膜層のみで設計されているので、損傷閾値は6 J/cm2以上と非常に高い値となっています。偏光分離比Rs-Rpは、5 %以下です。そのため、このビームスプリッタは、非偏光の光源や偏光以外の光源で使うのに適しています。標準品は、数十nmのバンド幅で使用可能なため、様々なアプリケーションで利用できます。例えば、1025 nm~1095 nmで設計されたビームスプリッタは、Yb:KGW,Yb:YAG,Nd:YAG,Yb:ガラス,Nd:ガラスの各種レーザで使用できます。フェムト秒レーザで使う場合、Altechnaはパルス幅に影響しない800 nmと400 nmで設計し、GDD補正をしたコーティングのビームスプリッタを提供します。標準の波長やサイズ以外のものも製造可能です。
・吸収損失がない
・高レーザ誘起損傷閾値
・偏光分離比Rs-Rp <5 %
・フェムト秒アプリケーションに対するGDD補正コーティング
|